1959-11-14 第33回国会 衆議院 災害地対策特別委員会 第10号
さらに、私の地元の伊勢の場合に、神宮の宮域林が非常にやられておるわけです。これは旧来の伊勢神宮という考え方からして、神宮の方ではそういう問題については非常に遠慮しておるわけですけれども、これはそういう問題のいかんにかかわらず、私もヘリコプターの上から見ましたが、非常にやられておる。
さらに、私の地元の伊勢の場合に、神宮の宮域林が非常にやられておるわけです。これは旧来の伊勢神宮という考え方からして、神宮の方ではそういう問題については非常に遠慮しておるわけですけれども、これはそういう問題のいかんにかかわらず、私もヘリコプターの上から見ましたが、非常にやられておる。
そのうち第二宮域林は宮域林中の大部分を占めるもので、その面積約四千町歩あり、五十鈴川の水源涵養、水害の防止、神宮の尊嚴保持、特に神宮造営用の木材自給策として六百年にわたる造林計画を実施し來つたものである。 然るにこの山間にある宇治山田市高麗広部落の住民から、住民の生活困難を理由として、五十鈴川上流森林の拂下を請願しているのである。これに対し神宮側では、前記の森林経営計画に基いて反対を唱えている。